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死を迎える前にお話しておく事がある

光の先にいく 老人 役立つ仏教知識

おはようございます・こんにちは・こんばんは

寿命

Ichiです。

どんなに地位が高くても どんなにお金を持っていても どんなに見た目が良くても どんなに強靭な肉体を持っていても 避けることが出来ないもの。

それは  です。

それは人が心に抱く恐怖の中で 最も恐ろしいもの。

私たちはいつか訪れる死の恐怖に向き合うことができず 見て見ぬふりをして生きています。

確かに死と向き合うことは恐怖でしかありません。

しかし生き物としてこの世に生を受けた以上 その時は確実に訪れます。

私たちはどう死に向き合えば良いのでしょう?

自分の人生悔いなく生き抜くにはどんな事を意識していけば良いのでしょうか?

 

「あなたにも必ず死は訪れる。その時が来る前に伝えておきたい事がある。

欲しい・足りない という欲望を手放す事。

過去の思い出に固執せず・手放し 今この瞬間を余計な事を考えずに生きる事。

そうすれば心は落ち着き 死の恐怖から解放され 安らかな気持ちになれるだろう」

 

お釈迦様の言葉です。

生きていて一番辛い・苦しいことは どうにもならない事をどうにかしようとする事。

考えても答えが出ない・解決しないことを悩み続ける事です。

死の訪れに対して 私たちができることは何もありません。

できる事はその瞬間が訪れるのを先延ばしすることだけ。

健康に気を使って生きることぐらいです。

それでも突然の事故・病気などで人の命は突然終わりを迎えることもあります。

死というものは本当に理不尽で 人の命はとても儚いものなのです。

だからこそ私たちは人生における無駄なものに自分の貴重な時間を使っている場合ではありません。

人との比較から生まれる 際限のない渇愛・物欲という煩悩。

過去・未来という今の自分ではどうにもならない事を考える時間。

死という決して逃れられないものから 何とかして逃れようとあれこれ考える事。

これらは自分の人生にとって必要のないもの・持っていてはいけないもの・考えても仕方がない事。

しかし 私たちは人生の多くの時間をこれらに使ってしまっています。

これらは際限がないし・どうにもならないし・逃れる事ができないもの。

だから私たちの心は穏やかにならないのです。いつも不安なのです。満たされないのです。

美しい花達

皆さん 今この瞬間幸せですか?人生とは今この瞬間の積み重ねでできています。

今を大切に・今を一生懸命生きなければ 人生はずっと豊かなものにはなりません。

それなのに私たちは自分に力ではどうにもならない事や 他の人の人生にとやかく言うことに今この瞬間を使ってしまっています。

これでは心が穏やかになるわけがありません。

そんなものは自分の人生にとって何の意味もないし・価値もないからです。

私たちはそんなものを積み上げている暇はないのです。時間は際限なくあるものではないのですから。

今この瞬間に集中しましょう。

今どう行動したら自分が幸せになるか・自分の未来が良いものなるかだけを考え続けましょう。

今を幸せにする事の繰り返しだけが あなたの人生を幸せにする唯一の方法なのです。

未来がどうなるかは誰にも分かりません。

心を穏やかに 今を大切に生きていきましょう。

いただいたこの命 悔いなくしっかり使い切りましょう。

合掌

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