人生の行き着く先はどこ?

灯籠流しの終着点 役立つ仏教知識
スポンサーサイト様

おはようございます・こんにちは・こんばんは

道の終着点

Ichiです。

人生の行き着く先 皆さんはどこだと思いますか?

あまり考えたくないことですよね。できれば見て見ぬふりをして生きていきたいものです。

しかし 今の私たちはこのことから目を背けているから 生きることが苦しくなっているのです。

自分の人生の終着点を確認しようとせず 日々の快楽だけに集中している日々を送っています。

心はいつも満たされていない・不安な状態でいて 生きていることが辛く・苦しく感じています。

その不安を少しでも解消しようと人は他人と自分を比べ 少しでも人より目立とうとしようとしたり 人を批判してひと時の優越感を得ようとします。

その結果が今の歪んだ社会を生み出してしまったのです。

現代社会は終着点を意識させるものを徹底的に排除していますから。

私たちは人生の行き着く先をしっかりと確認しなければなりません。

そこはどこか?

 

「人生の行き着く先 それは死である

そのことを知って日々を生きれば 貪りの心は消えてなくなるだろう」

 

お釈迦様の言葉です。

 

私たちの行き着く先は皆同じ 死ぬということ。

皆この事実を知っているはずなのに 理解していないフリをして生きているのです。

もし世界中の人たちが自分の行き着く先が死だと意識していれば 争いごとなど起きないはずです。

何故かわかりますか?

そんな暇はないからです。

死を意識して生きていれば 自分と他人を比較する時間が全く価値のないものだと理解できるからです。

自分を着飾ったり・人からマウントを取る行為が自分の人生に置いていかに無意味な事か分かるからです。

死を意識することは 毎日死の恐怖に怯え・震えて生きることではありません。

自分の人生がいかに儚いものかを理解し 自分の幸せを追求するためだけに人生の時間を使う生き方を意識させてくれるものなのです。

私たちはいずれ消えてしまうもの。

なのになぜ他の人を批判しているのでしょうか?

なぜ他の人を傷つけて満足感など得ているのでしょうか?

なぜ人と自分を比較して 日々イライラして過ごしているのでしょうか?

私たちの持ち時間は日々刻々と減り続けているのです。人生で一番大切なものをそんな無駄なことに使って良いものでしょうか?

光がさす天井

もっと自分自身と向き合いましょう。

もっと自分自身を大切にしましょう・愛しましょう。

自分の人生には必ず終わりが来る。この事実を素直に受け入れ日々の生活を悔いのないよう楽しんで過ごすのです。

死ぬ瞬間に

「ああ あの人の悪口が言えてよかった」

「あの人に勝てて良かった」

「人を苦しめることが出来て 幸せだった」

こんな事を思いながら死んでいく人がいると思いますか?

そんな寂しい人生の終わり方はしたくないですよね?

人生の時間の使い方 もう一度見直して見ましょう。

自分自身を大切に 周りの人を笑顔に あまり欲張らない人生を送る事を意識しましょう。

「ああ生きていて幸せな人生だったな」「悔いのない人生だ」

死ぬ時に心からこう思えるように。

どうか死から目を背け 他の人を傷つけたりする人生は送らないように。

死ぬ時に後悔することになりますよ。

合掌

関連コンテンツ



役立つ仏教知識
シェアする
いちをフォローする
スポンサーサイト様