おはようございます・こんにちは・こんばんは
Ichiです。
皆さんは日々 自分自身に感謝して生きていますか?
日本の昔からの美学として
「自分の事はあまり褒めない方が謙虚で美しい生き方だ」
という風潮があります。
はたして本当にそうなのでしょうか?
捉え方によっては自分を大切にしない生き方になってしまうのではないでしょうか?
「自分を大切に出来る人は
人を大切にする事が出来る」
お釈迦さまの言葉です。
私たちはここを勘違いしているのです。
自分を怠けさせる事はよい事ではありません。
しかし自分を大切にしなければ人生を良いものにする事は出来ないのです。
謙虚な生き方とは
自分が怠けないように常に自分を喜びや憎しみから監視し続ける状態のことを言うのです。
決して自分を雑に扱っていいわけではありません。
自分を大切に扱う事が世の中を良くしていく為の最初のステップなのです。
しかし 日本の教育において自分を大切にすると言う教えはあまり出てきません。
これが今の社会の歪みに繋がっているのではないかと私は考えています。
学校で人としての振る舞いを教える授業は道徳の時間でしたよね?
道徳の時間ではどんな事を教えてもらったか皆さん覚えていますか?
いきなり人の役に立とう・人の気持ちを考えようではありませんでしたか?
自分の事を大切にしようとは教えられず。他の人を助けましょうと教えられてしまうのです。
これにより日本人の多くは自分の事は後回しが良いと学んでしまうのです。
人間関係に悩んでいる方の多くはこの考えに縛られてしまっているからだと思います。
自分を大切に出来ていないのに人を大切に出来るわけがないのです。
自分が満たされていない状態で人の為・人の為と行動したらどうなるでしょうか?
自分の心に歪みが生じてしまいますよね。
嫉妬や妬みという感情が生まれやすくなってしまいます。
世の中は人の為・人の為と私たちをせかします。
しかし焦ってはいけません。私たちがまず大切にしなければならないのは自分自身なのです。
自分自身のことを認める訓練を日々していきましょう。自分を大切にする意識を生活の中に取り入れていきましょう。
私たちは日々訓練しなければならないほど自分のことを大切にする事に慣れていないのです。
それはそうですよね。
今まであまりいい事ではないと言われ続けてきたのですから。自分を大切にする事に慣れていないのは当然の事なのです。
どうしたら自分を大切に出来るか分からないという方は
自分が今日出来たことをメモに書き出してみましょう。
どんな些細な事でも構ません。
字に書き出してみる事が重要なのです。あなたは自分の思っている以上にいろいろな事が出来ているはずです。
そのメモ書きを見ながら
「いつも良く頑張っているね。ありがとう」
と自分に語りかけてください。
自分を大切にしてそれから周りの人たちを幸せにしましょうね。
そこには損得感情ではない本当の人間関係が出来ると私は確信しています。
合掌