何事にも動じない心を持とう!!

胸に手を当てる人 役立つ仏教知識
スポンサーサイト様

おはようございます・こんにちは・こんばんは

瞑想

Ichiです。

皆さんの心は今どんな状態ですか?

安らかな心でいますか?

何かの影響でゆらゆらと揺れてしまっていますか?

 

「大きな岩が風に揺れることがないように

賢人は非難にも称賛にも動じない」

 

お釈迦さまの言葉です。

非難にも称賛にも動じない。ここ凄く重要なとこですよね。

私たちは常に他人の評価を気にして日々を過ごしています。惚れられればすぐに舞い上がり けなされればすぐに腹を立てます。

喜びの先には慢心が 怒りの先には憎しみの心が生まれてしまいます。

そしてその慢心・憎しみが私達の心を乱してしまうのです。

少し意外な感じがしませんか?

私たちは自分の人生にはいつも楽しいことばかり起きることが理想だと思っていますよね。

しかしそれでも心は結局満たされないのです。

私たちは自分の心を常にコントロールしなければなりません。

私は喜びという感情の方が憎しみの感情よりコントロールしづらいのではないのか?と考えています。

世の中にはネガティヴは悪・ポジティブは正義のようなイメージがあります。

憎しみの感情はしっかりコントロール・喜びの感情は爆発させよう!みたいな風潮がどこかにあるように感じます。

しかし仏教的に言うならばこの相反する二つの感情

両方とも自分の感情を乱してしまうものと捉えます。

仏教の理想の精神状態というのはこの二つに振れない所(真ん中)が良いとされています。

私たちは目先の物事に囚われ過ぎているのです。

今この瞬間だけを見て感情の赴くままに生きてしまっているのです。

だから自分の中に生まれた嬉しい・悲しいに支配されてしまうのです。

感情が安定している人はもっと先の未来を見ています。だから嬉しいこと・悲しいことがあっても心が乱れないのです。

心

今この瞬間に起きている事は全て この先の未来に繋がるプロセスの一部に過ぎません。

今起きている嬉しいと思う事は未来では悲しい事に繋がっているかもしれないし

悲しいと思っていることが未来では嬉しい事に繋がっていることもあるのです。

つまり今起きている嬉しい・悲しいというのは二つとも等しく自分の学びの対象になるものなのです。

嬉しいにも悲しいも自分の人生の糧になるものなのです。

私たちはもう一度このことをしっかり意識するべきだと私は考えます。

自分の心の中は常に大きな岩のようにしておかなければなりません。

褒められても・貶されても心は動じず自分の学びの対象として接する。

これが出来れはあなたは嬉しい事でも悲しい事でも成長することが出来るでしょう。

「喜びも悲しみも自分の心を乱してしまうもの」

このことを常に意識して心を乱さず自分の心を成長させていきましょう。

合掌

関連コンテンツ



役立つ仏教知識
シェアする
いちをフォローする
スポンサーサイト様