自分の失敗を他の人のせいにするな

責められる男性 役立つ仏教知識
スポンサーサイト様

おはようございます・こんにちは・こんばんは

悩む女性

Ichiです。

皆さんは自分が失敗してしまった時 他の人のせいにしていませんか?

自分の失敗と向き合うということは 自分の弱い部分を見なければなりません。

自分の失敗を認めることは とても辛い作業ですね。

それに加え 他の人に迷惑をかけている場合は 自分の頭を下げて謝罪しなければなりません。

自分のプライドは傷つき・相手に下に見られてしまうかもしれません。

人は自分が思っている以上にプライドが高いものです。

他の人の下の立場になってしまうことを異常なほど嫌がります。

それを回避するために私たちは失敗を他の人のせいにして自分を守ろうとします。

こんなことをし続けていると 私たちの心はどう変化していくのでしょうか?

 

「自分の失敗を人のせいにはするな。他の人のせいにすることは

自分の人生が下降する要因になることを知れ」

 

お釈迦さまの言葉です。

確かにそうですよね。

自分の失敗を他の人になすり付けたとしても 自分の中のプライドが守られているだけで自分は何も成長していませんから。

「あいつのせいで仕事が上手くいかなかった」

「あいつが手伝ってくれなかったから 約束が守れなかった」

「あいつが失敗したから 自分も巻き添えになって失敗したんだ」

こんなことをぶつぶつと言いながら また同じ失敗を繰り返しているのです。

こんな呟きを 周りの人が聞いたらどう思うでしょう?

あまり関わりたくはないなと距離を置かれると思いませんか?

自分だったらこんな人と仲良くなりたいと思いますか?

まさに自分の人生を下降させる要因になってしまいます。

こんなことをしていてはいけません。

自分と向き合い・自分を大切にし・自分を守ることは確かに大切なことですが

自分の責任から逃れることは自分に悪影響しかもたらさないのです。

バツ

自分の失敗というものは 自分で選択して生まれた結果なのです それを他人のせいにすることなどできません。

もしそれでも誰かのせいで自分が失敗したというなら それは自分自身で決断する勇気を持てていないからです。

自分で選択して失敗することが怖いから 他の人に言われた・影響されたという逃げ道を作っているのです。

これが自分の失敗を他の人のせいする心理の正体です。

まさに人の持つ強力な煩悩の一つ 依存 です。

私たちは自分で選択する覚悟を持たなければ ずっと他の人に依存し続ければならないのです。

依存する人生に本当の幸せ・充実感はありません。

自分自身の成長もありません。自己肯定感もずっと持てないままです。

皆さん 自分の失敗を他の人のせいにするのはやめましょう。

どんな結果になってもそれは自分が選択したことと受け入れましょう。

自分の失敗を自分の責任だと受け入れられる事こそ 自分の人生を自分の足でしっかり立てている証なのです。

皆さんが自分自身の選択で生きていけるよう願っています。

そこには他の人のせいだという言い訳は存在しませんから。

合掌

 

関連コンテンツ



役立つ仏教知識
シェアする
いちをフォローする
スポンサーサイト様