家族が亡くなった方へ

お葬式 役立つ仏教知識
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おはようございます・こんにちは・こんばんは

仏花

Ichiです。

皆さんが人生を生きていて避けて通れなくて 出来れば想像もしたくない事ってなんですか?

それは家族が亡くなった時ではありませんか?

昨日まで生きていた家族がいなくなる もう笑っている顔を見る事も出来ない・会うことも・話すことも出来ない。

とても悲しく・辛い出来事です。

今家族を失って悲しみのどん底にいる方に是非 記事を読んでいただきたいです。

 

「死んだ家族を嘆くな

嘆きは苦しみを生む

残された者たちが悲しみで苦しんでいる様を見て

喜ぶ死者がどこにいようか?」

 

お釈迦さまの言葉です。

私たちがどんなに嘆いても・理不尽な思いを誰かにぶつけても亡くなった人は帰ってきません。

私たちは死というものに対してどうしようもないほどに無力なのです。

しかし私たちが死に対して唯一できることがあります。

それは亡くなった家族の事をずっと覚えている事です。

人の死というものは二回訪れると言われています。

最初の死は 肉体的な死です。

二番目の死は 亡くなった方のことを覚えている人がいなくなった時です。

肉体的な死を私たちが食い止めることは出来ません。

しかし 二番目の死は私たちの力で食い止めることが出来るのです。

私たちが亡くなった家族に出来る供養は その方をずっと胸にとどめ 悲しみに囚われず前を向いてその人の分まで生きていく事なのです。

亡くなった方のことを思いふ塞ぎ込んでいる姿を 亡くなった方が見て喜ぶと思いますか?

私たちは亡くなった人の思いを胸に前に進み続けることしか出来ません 他に私たちが出来ることはありません。

お墓の花

もっとあの人に優しくしてあげていればよかった

もしあの時気付いていてばあの人は助かったかもしれない

後悔の念に苛まれ 自分を責めてしまう方もいらっしゃるかもしれません。

しかし 後悔して・自分を責め続けていてもあの人は戻ってきませんし 悲しみから向け出すことが出来ません。

悲しみから抜け出すにはどう行動するべきなのでしょうか?

私たちがするべきことは 今生きている自分の家族に亡くなった人から受けた恩を返していくことだと私は思います。

今自分の周りにいる家族にできる限り 優しく接しましょう。

亡くなった人がどんな人だったか家族にお話してあげましょう。

そうすれば 亡くなった人はずっと家族の心の中に生き続ける事ができます。

家族みんなで亡くなった人の思い出話をし お墓で手を合わせれば自分の心の中にある悲しみは徐々に消えていく事でしょう。

皆さんどうか悲しみに囚われないでください 亡くなった方は今 西の方にあると言われている極楽浄土で心穏やかにあなたのことを見守っていてくれていますよ。

あなたはいつでも一人ではありません。

亡くなった方の分まで 自分の命を使い切りましょう。

合掌

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