おはようございます・こんにちは・こんばんは
Ichiです。
近年 私たちが生きている世界は目まぐるしく変化しています。それにより私たちが失いつつあるものがあります。
それは相手に対する(特に年長者)礼儀・敬意を持つ事です。
インターネットの普及により私たちは誰でも情報を発信できるようになりました。
スマートフォン 一つ持っていれば情報を発信出来る時代です。
低年齢化がますます起きていて。小学生・中学生でも大人顔負けの情報を提供している方もいます。
子供でも大人と対等に渡り合える時代がすぐそこまで来ています。
だからこそ私たちはもう一度 礼儀・敬意について考えなくてはいけません。
若い世代にその大切さを伝えていかなければなりません。
「よく敬礼を守り
常に年長者を尊ぶ者には 四つの事柄が増える。
寿命と 美しさと 楽しみと 力だ」
お釈迦さまの言葉です。
今の若い世代は自分で何でも出来ると思い込み 礼儀・敬意がおろそかになり大人を軽んじてはいないでしょうか?
それは自分に対する評価が強くなりすぎて 慢心を起こしている証拠です。
人への優しさを忘れ 自分を整えることを忘れてしまっているのです。
これではいけません。
こんな生き方をしていては本当の幸せは手に入らないし 周りから人はどんどん離れて行ってしまします。
礼儀・敬意を意識して生きていく事は自分の心を整える事に繋がります。
周りの人達に感謝する意識を常に持つ事ができます。
日々の礼儀や敬意を大事にして怠らなければ 自分が整い 心が整います。
私たちはこの事を若い世代にもっと伝えるべきです。
今の若い世代は私たちの世代よりも格段に便利にはなっていますが 私たちよりも格段に生きづらくなっているのです。
便利になっているのに何故生きづらくなっているのでしょうか?
それは情報が過剰に手に入ってしまうからです。
私たちが子供の頃に手に入る情報など 親・友達・学校の先生・テレビぐらいでしたよね?
今はどうでしょうか?
スマートフォンがあれば世界中の情報が手に入るようになりました。
まだ心が出来上がっていない
目標も定まっていない子供たちが受ける影響は計り知れません。
ある意味かわいそうな状況とも言えます。
大人も同じです。
ネットでは誹謗中傷・テレビでは勝ち組・負け組などと騒ぎ立て
人を打ち負かす事しか頭にありません。
そこに礼儀や敬意がある訳がありません。
私たちは今 人生の幸せとは真逆の方向に向かっています。
大人も子供も慢心を起こしている状態です。
私たちはもう 一度原点に戻るべきではないでしょうか?
自分の接する相手に敬意を払い 礼儀を持って接する。
自分の心も気持ちいいですし 相手の方も気持ちがいいですよ。
まずは私たちから実践しましょう。
合掌