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怒った時の対処法 呼吸を制するものは 自分の心と体を制する

怒る少年 役立つ仏教知識

おはようございます・こんにちは・こんばんは

怒る猫

Ichiです。

皆さんは怒っている自分を 客観的に見たことはありますか?

他の人がギャーギャー怒っている姿を見て

「見苦しいなー」

「なんであんなひどい事まで言ってしまっているんだろう」

「後で絶対に怒ったことを後悔するんだろうなー」

と思うことはあっても 自分自身がどう怒っているかしっかり分析したことがある人は少ないのではないでしょうか?

怒りの感情はすぐに自分の頭の中を支配します。こうなってしまうともう冷静な判断は出来ません。

相手の気持ち・立場に立つことも出来ず 相手を傷つける言葉だけを選び一方的に相手にぶつけてしまう。

時間が経って冷静になると「ああ なんであんなひどい事を言ってしまったんだ」と後悔し 自分に自信をなくし・自分を責めてしまいます。

怒りの感情には良いことがひとつもありません。

怒りに対しての対処法は人生を心穏やかにしていく為には必須のものと言えます。

ではどう対処すべきなのでしょうか?

 

「自分が怒っていると感じた時は

呼吸が荒くなっていないか確認せよ

これを意識することが良薬である」

 

お釈迦さまの言葉です。

皆さん 今度自分が怒っているなと感じた時 自分の呼吸に意識を集中してみてください。

おそらく呼吸が荒くなっていると思います。

怒る犬

人の心の動きに 呼吸は敏感に反応するものです。

例えば大勢の人の前で自分が話をしなければならない時・スポーツの試合に出た時なども呼吸は普段の生活とは違ったものになります。

このような状態の時 人は緊張していますよね?

すると人の呼吸は浅く・短くなります。

これによって人の心には焦り・不安の感情が発生します。

体には充分な酸素が回らなくなり 筋肉が硬直し 普段のパフォーマンスが出せなくなってしまいます。

このように呼吸というものは自分の精神状態に密接に関係しているものなのです。

呼吸を意識すれば怒りの感情に自分の心を支配されることがなくなるのです。

怒りの感情に支配されなければ 相手の気持ちに寄り添った的確なアドバイスを送ることが出来ます。

相手の人格を否定するような言葉を選ぶこともなくなります。相手の方も素直に自分の意見に耳を貸してくれるでしょう。

今 日本中で大ブームとなっている鬼滅の刃にも人の呼吸がいかに重要かが描かれています。

呼吸の乱れは心の乱れであり・呼吸を整えれば心・体が整う。

呼吸を制するものは 自分の心と体を制することができるのです。

皆さんも普段の生活から自分の呼吸を意識してみてください。

ゆったりとした呼吸は心と体に平穏をもたらしますよ。

まさに全集中の呼吸ですね。呼吸を意識して穏やかな生活を目指しましょう。

合掌

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