希望や願いの抱き方

希望の花 役立つ仏教知識
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おはようございます・こんにちは・こんばんは

新芽

Ichiです。

「自分の中に希望を見出せ!」

「自分の願いを叶えるために生きろ!」

こんなセリフ 漫画・ドラマ・本などによく出てきますよね?

希望を持ち・願いを叶えるために生きる。

聞こえは非常にいいですよね 前向きに生きている印象を受けます。

しかし あなたの周りには希望・願いによって自分に自信を失い 自分を見失ってしまった方いらっしゃいませんか?

希望・願いというものは非常に強い力を持っています。

自分に生きる力を与えてくれる一方で 自分の心に大きな重圧としてのしかかってくることもあります。

上手く付き合えば 自分を前向きにしてくれる希望・願い。

私たちはどう接していけば良いのでしょうか?

 

「希望・願いは大きな力を秘めている

大きく偏ることがないよう 精進せよ」

 

お釈迦様の言葉です。

私たちは叶うことのない希望・願いにすがってはいけないのです。

希望・願いにすがり過ぎてしまったら それは依存になってしまいます。

前向きな力を持つものでも 頼り過ぎてしまうとそれは煩悩になってしまうのです。

私たちは常に心を安定した状態に保つことが 大切なのです。

前向きなことでも・後ろ向きなことでも 自分にとっては両方 悪影響なのです。

私たちはそれを自分の中に持っていなければなりません。

希望・願いによって心を揺らされないためには 実現可能ではないものを持たないことが大切です。

「えっ!夢は大きく持てと 子供の頃に言われたよ」

そう言われる方いるかもしれません。

もちろん 子供の頃は良いと思います。まだまだ可能性は無限大ですからね。

希望の道

しかし 大人になると自分の可能性はかなり狭まってくるものです。

大人になって 自分に実現不可能な希望・願いを持つことは自分の存在意義を否定することに繋がりかねません。

希望・願いから大きく外れている自分の状況に絶望し・生きる力を失ってしまうかもしれません。

それではただ自分を苦しめる存在になってしまいます。

ではどうしたらいいのでしょうか?

私たちは今の自分の生活がより良くなるような 希望・願いを持つことが大切なのです。

いい意味で自分の身の丈にあった 希望・願いを持つことが生きる力になってくれるのです。

自分の身にあった希望・願いを考えることで 自分の今置かれている状況を客観的に見ることができます。

これがすごく大切なことなのです。

実現できないようなものを 妄想していても自分の人生は好転してません。

自分の今の置かれている状況を把握し それにあった希望・願いを持つようにしましょう。

今の自分を否定せず 今の自分をよりレベルアップしてくれるような希望・願いを持ちましょう。

そうすれば 希望・夢は私たちに強い力をもたらしてくれるでしょう。

皆さんの希望・願いが叶うよう願っています。

合掌

 

 

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