涅槃寂静 仏教の根底にある教え 解説します

悟りの間 役立つ仏教知識
スポンサーサイト様

おはようございます・こんにちは・こんばんは

瞑想する人

Ichiです。

今回は仏教が目指すべき境地「涅槃寂静」についてお話しします。

全てのものは移り変わり変化し続ける「諸行無常」

自分という存在は他人や起こる現象に影響されて出来ていて

自分自身さえ思い通りにすることが出来ない「諸法無我」

この 私たちの力ではどうすることも出来ない真理を受け入れ四苦八苦で出来ている

この世界「一切皆苦」を乗り越えた場所にある境地

これこそ仏教の教えの最終目的地「涅槃寂静」なのです。

この境地に達することが出来ると

人は煩悩という消えることのない燃え盛る炎を吹き消すことが出来るようになり

苦・迷い・執着のない安らかな状態になることが出来ると

お釈迦さまはこう仰いました。

この状態のことを

「悟りを開いた」「涅槃に入った」

などと言います。

「諸行無常」「諸法無我」「涅槃寂静」この三つを合わせて『三法印』と呼び

仏教の教えの根底となっています。

この境地に私たちが到達することは

とても困難なことだと思います。

でも良いのです。

到達できなくても

この真理を自分の中に持っているだけで

この世はだいぶ生きやすい世界に見えてくるはずです。

自分の存在を無理に肯定しなくても良いのです。

自分が持ち合わせていない物を持っていないと嘆かなくても良いのです。

自分の存在は元から自分の思い通りに出来ないし

財産なんかはいずれ必ず無くなってしまうのですから。

ほら そう思ったら気が楽になってきませんか?

仏様たち

私たちは日々 自分のできることを精一杯やれば良いだけなのです。

他の人を羨ましがったり 妬んだりしても時間の無駄ですよ。

そんな人とは距離を置きましょう。

自分の感情が揺れてしまう情報を見ない・聞かないことは自分を守る有効な手段ですよ。

自分のことを好きでいてくれる・大切にしてくれる人と人生を生きていきましょう。

すべての人と分かち合えると思うのを辞めましょう。

愚痴や悪口を言う人との付き合いをやめましょう。

あなたの心が荒んでいきます。

あなたの周りに悪い空気の人たちが集まってきますよ。

お釈迦さまも愚痴・悪口をいう人からは距離を置きなさいと仰っています。

悟りを開いたお釈迦さまですらそう仰っているのです。

もっと気を楽にして生きていきましょう。誰とでも仲良くする必要はありません

皆さん この記事を読んだその日から「涅槃寂静」を意識していただいて

皆さんがから離れた生活を送っていただけたら嬉しいです。

合掌

関連コンテンツ



役立つ仏教知識
シェアする
いちをフォローする
スポンサーサイト様